2021年度関西選手権

7月3日~4日に大阪府立漕艇センタで開催された「2021年度関西選手権」に行ってきました。
事前の天気予報では雨になりそうでしたが、両日ともに雨は降らず、少し蒸し暑かったです。
古来より白砂青松で知られた高師浜は、小倉百人一首に「「音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の 濡れもこそすれ」と読まれ
明治6年12月に日本最古の公立公園「浜寺公園」として開園し、夏は海水浴場として賑わいました。
1957年頃から「浜寺公園」の沖が埋め立てられ「泉北臨海工業地帯」が造成されました。
大阪府立漕艇センターの浜寺コースは、浜寺公園と泉北一区臨海埋立地とに挟まれた巾200メートルの 浜寺水路に作られています。
距離は浜寺大橋より高石漁港に至るまでの2000mのコースが取れますが、ゴール近くに高石漁港が有り漁船が出入りする事もあります。
このコースの一番の問題点は、夜間は漁船が通るのでブイを張ったままにできない事です。
その日のレースが終了すると、直ちに撤去し翌朝レース開始までにブイを設置しています。
この作業は、大阪ボート協会と関西学生ボート連盟のメンバーが行なっています。
レースの中間計時、記録の入力、放送なども関西学生ボート連盟のメンバーが手伝ってくれています。
新型コロナウイルス感染防止の為、棄権クルーが多かったり、無観客での開催となり寂しかった点もあります。
来年は、通常通りの大会が開催される事を祈ります。